あけましておめでとうございます。新年から肉を食べて元気を出していきましょう
今日は先日購入した、Anova Precision Cookerでロースト・ポークに挑戦しましたが、思いの外大成功だったので、今日はそのことについて書いてみようかと
(ちなみに以前の記事はこちら)
真空調理機ANOVAでローストビーフとホットサンド - 固め濃い目
Anovaを使うとほぼほったらかしで、美味しい肉料理が出来ますので、是非みなさんもチェックしてみてくださいね
ロースト・ポークを仕込む
今回買ってきた肉はこちら。豚ロースの塊肉です
塊肉っていいですよね。ぺらぺらの薄切りよりずっとロマンがあります
この肉をZIPロックに放り込み、塩、胡椒、ニンニク、白ワイン少々、オリーブオイルでマリネしておきます。このマリネ液と一緒に加熱しました
ロースト・ポークを加熱する温度と時間は
このロースト・ポークを加熱する時間ですが、今回はかなり時間をかけました。その時間、約半日!
豚は温度が低すぎると雑菌が心配です。この雑菌ですが、「63度で30分以上加熱すると死滅する」とのことだったので、今回は63度で1時間程度まず加熱しました
その後は温度を55度と低く設定してから更に12時間です
肉はあまり高い熱で加熱すると、タンパク質が壊れ、中の肉汁が出てしまうようです
一方で、55度付近で長時間加熱することにより、中のコラーゲンが壊れてゼラチン化し、肉がプルプルになるとのこと。ただ、低い温度でゼラチン化を図るにはかなり長丁場。そんな時、ずっと同じ温度を保ってくれるAnovaが大活躍します
放置した肉に焼き色を入れましょう
こちらが約半日加熱し続けた肉です。美味しくなってくれてるといいなぁ
サラダ油をひいたフライパンを強火で加熱し、煙が出るぐらいになったら肉を投入します
中に火を通してしまうと元も子もないので、各表面をさっと焼き色がつくぐらいまで焼いたら取り出します。目安としては1分ぐらいでしょうか?
しっかり焼き色が入りました。この時点で実に美味しそう、、、
それではロースト・ポークをいただきましょう
早速焼きを入れた肉に包丁をいれます。この時のドキドキがたまらないですね
みてください、このきれいなロゼ色!生?とも思いがちですが、しっかり時間をかけて加熱していますので大丈夫。普通に調理したらこんな色出せないですよねー
お皿に盛り付けます。ただの塊肉を放置してさっと焼いただけなのに、物凄いごちそう感が漂っています。かたまり肉はやはり偉大であります
ブラックペッパーと岩塩をふりかけたところ。この肉のしっとり具合分かりますでしょうか、、、普通に火を通して切ったら肉の繊維が目立ちますが、全くそのようなことはありません
それでは実食、、、
いやぁ、、、言葉が出ないです。これスーパーの安売りの肉ですよ?
そんじょそこらの高級店の肉よりも全然美味いです。まず肉のしっとり感が強く、今までこんな豚肉は食べたことがないレベル。それでいて低温で長時間加熱したことからコラーゲンが壊れ、ゼラチン化しているのでしょうか?口の中でかんたんに噛み切れるほど柔らかいです。なんなら箸でもちぎれる柔らかさ
ロースト・ポークなので、ハニーマスタードソースも作りました
マスタードとはちみつ、醤油をそれぞれ2:1:1ぐらいの割合で混ぜただけの簡単ソースです。程よい酸味と甘みが美味しゅうございました◎
最後にまとめ
いかがだったでしょうか?低温調理流行っていますね
IHなどの保温機能をつかえば低温調理も出来ると思います。また、炊飯器でも同様なことができるかなと。ほおって置くだけで、物凄い美味しいので、みなさんも休日是非トライして見てはいかがでしょうか?