食欲の秋!!皆さんいかがお過ごしですか?どうも燻製が大好きな固め濃い目(@katamekoime1)です。
突然ですが、本日燻製をしたんですけどねぇ、、、もうびっくりするぐらいマズイ燻製が出来てしまったんですよwwwいやぁ言いたいことはこれだけなんですが。しかし、今まで燻製をやって失敗したことがなかったものですから、今日の失敗は本当にショックでした。
燻製をやったことがある方ならわかると思いますが、燻し終わって蓋を開けた瞬間「あ、これ絶対うまいわw」って確信しますよね?誰しもが思うはずです。しかし今日のは開けた瞬間の香りを嗅いで確信しましたね。
「あ、これ食えねーわ…」
って。いやぁもう本当に臭いんですよ。びっくりするぐらい臭い。どんな匂いかというと、タバコを消した後の灰皿の匂いを10倍濃くした感じですかね、、、もういっその事捨てようかと思ったのですが、もったいないのでどうすればまともに食えるか考えているところです。
今回は超絶マズイ燻製ができるまでの振り返りと、考察をしてみたいと思います。。
茶葉で燻製をしたくなったのです
今回の燻製は茶葉を使ってやってみようかなと思いました。それは昔食べた中華料理屋で、「ウーロン茶」を使った燻製を食べたんですよね。その爽やかな香りとあの燻製の独特の香ばしさが後をひいて、すごい箸が進んだのを思いだしたんです。
いつもキャンプでやるときは、スモークチップを使ってやっています
なので、スモークチップ以外にも茶葉で燻製する方法がある。と言うのは頭の片隅にあったんですよね。で、ふとそのことを思い出して今日はチャレンジしてみようと。
今まで燻製で失敗なんかしたことなかったので、軽い気持ちでトライしました。
100円ショップで手に入る道具で燻製をしたよ
いつもは燻製器を使って燻製を作っているのですが、家の中でやるとなるとなかなか煙が多くて大変です。いぜん外で使っている燻製器を家の中で使ったときに、煙が物凄い勢いで漏れて焦りましたw
自宅でやるには鍋型の燻製器を使うと煙が室内にもれず便利だと思います。
今回ボクは燻製器を使わずに、100円ショップで手に入る道具を使って燻製に挑戦しました。用意するのは、、、
- ステンレスの大型のボウル×2
- 蒸し器の台
- アルミ
- 円形の網
ですね。これ全部100円ショップで手に入りますので、お近くにある方は買い揃えてみてください。
それでは燻製を作る過程をどうぞ!
まずボウルと、蒸し器の台を用意します。こんな感じで設置するイメージですね。
蒸し器の台は肉から出た脂が直接チップに触れないように購入しています。
まずはボウルの中にアルミを敷いて、今回のチップ代わりになる茶葉を敷き詰めました。今回使った茶葉は「ジャスミン茶」の茶葉であります。このときは、ジャスミンだからきっと上品な味になるだろう、、、そうワクワクしていました。まぁ、この後大惨事になるのですが、、、
今回は豚の燻製にしようかなと。ちょうど自宅で一週間前に塩をすりこみ熟成させていた肉があったのでこれを使うことにしました!塩をすりこんだので、程よく水分が抜けていい色をしています。
ボウルを重ねます。重ねるとぴったり隙間がなくなるので、ほとんど煙は出ませんでした。それでもやはりちょっとは出てきますので、換気扇はマックスで稼働させるのが良いでしょう。
−−−40分後−−−
蓋を開けてみたのが、こちら。開けた瞬間にめっちゃ臭ってくるんです。色づきが悪いのは、時間や肉を乾燥させていないやら、そもそも茶葉だからなどいろんな問題がありますが、それ以上に匂いがまずきつかった。
こうして1週間寝かせた肉を台無しにしてしまい、今回の燻製劇は終わりです。
最後にどうしてこうなったか?の考察
こうしてとてもじゃないけど食べられない代物が出来上がってしまいました。なんでこんな事になってしまったのか、自分なりに考察したいと思います。
(考察1)古い茶葉を使ってしまったのがいけなかったのではないか?
今回1番疑っているのが茶葉の古さですね。燻製した後におかしいな?と思って賞味期限を見たら2015年だったんですよ。もうとっくに賞味期限切れていたんですwww
そもそも新しい茶葉を使っていれば香りも良かったはずではなないかなと。でも、古い茶葉かもしれないですが、香りをかいだらまだジャスミン茶の香りはあったので別の理由も考えられそうです。
(考察2)火力が強すぎたために、茶葉が焦げてしまい匂いがついたのでは?
次に疑ったのは、火力の強さが良くなかったのではないか?ということです。あまりにも強くて火でもついてしまったのではないかなと。つまりタバコに火をつけてしまい、その煙で炙っていたような状態が続いてしまったのではないかなということです。
実際の火力ですが、中火と弱火の間ぐらいの火力にしていました。もっと弱火で時間をかけてやればよかったのかもしれません。
(考察3)茶葉の量が多すぎて、そもそも匂いがきつくなってしまったのではないか?
次に疑うのは、茶葉の量の多さですね。特に図らずばばっとのっけてしまいました。いつもスモークチップで燻製するときも特に図っておらず、手づかみで何回かに分けてふりかける。というざっくりした分量でやっていました。分量にも気を使えばよかったかもしれません。
(考察4)肉の水分をもっと飛ばしてからやるべきだったのではないか?
蓋を開けて思ったのが、結構肉の水分が残っていることです。通常燻製をし終わると割と表面は乾燥しているはずなのに、今回はしっとり濡れてました。その液体が、苦味と臭みの原因だったのではないかと疑っています。
焦げた茶葉に水が落ち、その水が帰化してまた肉につき、その水が滴り落ちて、、、と悪循環が続いてしまったのではないかなと思います。ボウルだと密閉性が高いので、水分が外にいつまでたっても逃げず、ドンドン匂いがついてしまったのではないかなと…
燻製をする前に熱乾燥をして、ある程度乾いた状態から燻製をすればよかったなと思います。
次こそは美味しい燻製を作るぞ
と、いうわけで、今回は恥ずかしい失敗談について語りました。
でも反省点も見えてきたし、次こそは茶葉から美味しい燻製を作ってみたいところ。色々下調べして美味しい燻製をつくります。また作れたら報告したいと思いますので、よろしくお願いします!