12月です。師走です。大掃除の季節がやってまいりました。今年のサビは今年中に落としておきたいものです。固め濃い目です
今日のお題は「フライパンのさびを落とす」です
最近のフライパンはさびないフライパンいっぱいありますが、昔ながらの鉄のフライパンは油断していると頑固なサビがつきがちです。かくゆうボクの家のフライパンもさびだらけです
どうですか?このさび。油やらすすやらいろんなものが固まってしまったのでしょう。頑固な汚れになってしまっています
裏から見たところ。これは頑固な汚れですよ
このフライパン、ボクが生まれる前から家で使っていたらしいのです。それはそれは歴史ある汚れが溜まっているわけですよ
今日はこのさびを落としてみたいと思いますぞ!
用意するもの
まず、さびを落とすにあたって用意するものが2種類
スクレーパーと紙やすりを用意しましょう。ボクはどちらも100均で用意しました
ネットでも安く売っているので、めんどくさい人はポチッとしちゃいましょう
サンドペーパーじゃなくてもこんな研磨ブロックも。なかなかいいかもしれんですな(試したことないので他人事)
汚れを焼き切る
それではさびを落とす前の準備をしましょう
フライパンを空焚きして汚れを炭に無理やり変えるのであります!
実際に空焚きをすると結構煙が出てきますので、換気対策には気をつけて
こんな感じで10−20分ぐらいまんべんなく汚れを焼いていきます。汚れが炭化する前は結構火も上がりますので安全には気をつけましょう
焼き切った後です。汚れがちゃんと炭になったみたいです
ツンツンすればポロッと汚れが落ちるようになってきました
スクレイパーとヤスリでさびを落とすぞ
汚れを焼き切ったところで、その汚れを落としていきましょう
スクレイパーで汚れをこすったところ。ガリガリ汚れが落ちていきますぞ
そこまで力はいらずに落ちるけど、鍋全体をやるにはやっぱり力仕事になっちゃいますね
側面もスクレイパーでガリガリ。大まかな汚れが取れたら今度はサンドペーパーで細かい汚れも落としちゃうぞ
うおおおおおお!!!と声を出しながら必死にサンドペーパーをかけたところ。鍋の鉄の色がちゃんと出てきました
結構汚れが粉になって舞い上がるので、サンドペーパーをかけるときは下に新聞紙をちゃんと引いておきましょうね
空焚きして酸化皮膜を作るぞ
細かい汚れを落としたら仕上げに移りましょう。仕上げは空焚きして酸化皮膜を作るのです
この酸化皮膜を作っておくと、さびからフライパンを守ってくれるのです
フライパンを空焚きします。左上が茶色くなってきているのがわかると思います。ここからだんだん被膜が出来てくるのですぞ
ほら、だんだんフライパンが青く変わってきます。これが酸化皮膜ですな
このまま焼き続けると青い部分がだんだんなくなってきます。ここまで来たらもう大丈夫でしょう
それでは鍋をならしていきます
フライパンに油を注ぎクズ野菜を炒めていきます
こうすることであぶらがちゃんとフライパンに馴染んでくるようです
ちゃんといい感じになったかな?と腕試し的にオムレツを。うむいい感じに出来ているではないですか?ここまで来たらもう大丈夫でしょう
最後にまとめ
いかがでしたか?鉄の鍋はちゃんと手に入れれば一生ものです
適切に手入れをして美味しいご飯を食べたいものですね!みなさんも年末の大掃除に鉄のフライパン磨きに挑戦してみてはいかがですか?