3週間ほど熱にうなされてました。立派なおっさんになるとどうも風邪の治りが遅くて困りますね。どうも固め濃い目(@katamekoime1)です。
2016年も半分終わりました。前半色々な事がありましたが後半はもっと自分にプラスになることをちゃんとしていこう!と思っております。
その中の1つが会社の中での本質的な自己成長であります。
ボクは今会社の中でも管理職(といってもグレードは低い)なのですが、ボクは本当に管理職としてこのままでいいのか?という悩みを持っています。
本当にメンバーは私の下で働く事でプラスになっているのか?
メンバーは日々成長を実感しながら働けているのか?
私と一緒にいて本当楽しく働けているのか?
などなど、、、悩みはつきません。
なので、ちょっとでも自分のプラスにするためにリーダーシップに関する本を少しずつ読み、このブログの中で紹介していこうかと思っています。
今日紹介するのは、元スターバックスコーヒージャパンCEO 岩田松雄さんが書かれた"「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方"です
この本を読んで、いくつも”嗚呼、ちゃんと出来てなかったところが多いなぁ”と思い知らされました。今回は51つの考え方の中で、ボクが特にぐっときたポイントを幾つかピックアップしていこうかと思います。
人を動かす前に自分を動かせ
管理職になるとどうしてもプレイヤーよりもマネージャーとしての働き方を意識してしまいます。ボクが陥った罠はマネージャーとしての仕事の線引を引きすぎ、自分で仕事を選んでいたような気がします。
この本の中にはこう書いてあります。
人を治める前にまず、自分を修める必要があるのです。自分を修める事もできないのに、人を治められるはずがありません
(中略)
我こそがリーダーだ、などと思わなくていいし、示さなくても良いのです。自分で自分を修めようと努力し、自分でコツコツ頑張って自分を高めていくと、周りから押されてリーダーになっていくのです
自分で自分を修めようと努力してきたかというと全く出来ていませんでした。これは猛省したいです。。リーダーたるもの、メンバーよりも汗をかき、自分を高めようとする努力をする必要があることには本当にはっとさせられました。
リーダーが発するべきは「ミッション」である
会社って、理念だったりビジョンがあったりしますよね。組織はビジョンに基づいて動く必要があるわけですが、私は会社のビジョンやミッションを実行すれば良いと思っていたフシがあり、「リーダーが発するべきは「ミッション」である」というワードにまたまたはっとさせられました。
今までボクが出していたのは「ミッション」ではなく、「指示」だったようです。。
ミッションというのは、自分たちの存在理由は何か?ということ。もしリーダーとして組織を率いることになったら、真っ先に考えるべきは、自分たちの存在理由(ミッション)とは何か?ということ。みんなが納得する、頑張れるミッションを作る。それは大きなパワーになります。
何のために自分たち(チーム)が存在しているのか?これって今まで働いていた中で考える機会ってごく僅かだった気がします。もちろん大きな組織単位では考えていましたが、チームという単位ではほとんど考えていませんでした。自分たちのミッションは何なのか?についてみんなと話し合いは早速してみようと思います。
リーダーは逃げてはいけない
本を読んでいて最も耳が痛い一句がありました、、、
組織のリーダが最もやってはいけないことが1つあります。それは、「オレは良いと思ったんだけど、上がダメだと言うんだよ」という言葉を部下に吐くこと。
確かにこれ、やってしまった事が過去に何回かあります。たしかにこれやってはダメだなぁと痛感しました。
大切なことは、どうしてそうなったのか、どうして会社として提案が受け入れられなかったのか、どうして社長はこうしろ、と言っているのかを、しっかりリーダーが部下に語れなくてはならないことです。
確かに、その通りですよね。ちゃんと意思決定のプロセスをわかりやすく周りに伝えられていたか?伝えるプロセスが面倒になり、楽な方向に行ってしまっていたのでは?と反省しました。
こういう逃げが重なるとリーダーの「信用」は崩れていってしまいますね。気をつけないと。。。
常に「何か困ったことはない?」と声をかける
逆に本を読んでいてポジティブな面もありました。
端的に、深から「ついていきたい」と思われるリーダーに問われる行動は、一つの言葉に集約されると思っています。「何か、困ったことはない?」
部下の困っていることの解決なしに、どんな威勢のよいことを言ったところで、部下はリーダーについていこうとは思いません
このキーワード、よく使っています。仕事の合間や帰りがけに「困っていない?」と聞くと結構相談されること多いんですよね。
ただし、ちゃんと定期的にできているのか?と聞かれると、頻度はまちまちかもしれません。最近は昔ほど声をかけなくなってしまったかもしれません。今すぐにでも改善したいですね。
最後に
いかがだったでしょうか?今回は51の考え方の中の4つをピックアップしましたが、私にとって過去出来ていたはずのものが慣れによってどんどんできなくなってしまったと実感することが多かったです。
新米のリーダー時代はとにかく見よう見まねでメンバーからの信頼を得ようと必死に汗を流していましたが、最近では変に慣れて器用にこなしてしまうことが多くなってしまっていました。ただ、この「器用にこなす」ということがメンバーの信頼に繋がるかというとむしろ逆効果なんじゃないかと思うようになりました。むしろ一緒に汗を流して働くものだという事をこの本を読んで学びました。
この4つ以外にも素敵な考え方がたくさんあります。皆さんも是非「「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方」を手にとって見てはいかがですか?
それでは!