固め濃い目

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横浜に来たら飲んで欲しいご当地カクテル「ジャック・ター」

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こんにちは、皆さん飲み歩いてますか!どうも固め濃い目です。

 

GW中ですが、旅行にいく方も多いのではないでしょうか。旅行したら食べたいのはご当地グルメ。その土地で取れたものや風土に適したものだったり、B級グルメだったり。特にラーメンとかは地方ごとに色があって面白いですよね。

 

実はご当地グルメではなく、お酒にもご当地カクテルがあるのご存知でしょうか?

 

 

 

 

ご当地カクテルって何?

ご当地カクテルってそんなに一般的な言い方ではなかもしれないけど、要はその土地で生まれたカクテルです。

 

たとえば、こちら。「茅ヶ崎サザン」

サザンオールスターズとリキュールのサザンカンフォートをかけているわけですね。サザンカンフォートはオレンジやピーチなどのさわやかな味がするリキュールなので、サザンオールスターズと海にマッチした味になりそうですね。

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居酒屋とかによくおいてある「レゲエパンチ」ってありますよね?ピーチのリキュールをウーロン茶で割ったもので、ピーチウーロンなんてまんまな名前でおいてあったりもします。

 

実はレゲエパンチもご当地カクテルで、仙台が発祥と言われています。

 

レゲエパンチ - Wikipedia

 

1991年(平成3年)[1]1989年頃との説もある[2])、仙台市歓楽街である国分町のショットバー「サウサリートカフェ (Sausalito Cafe)」のバーテンダー・黒澤亮一が、酒の苦手な常連の女性客のためにつくったのが最初とされている。この女性客が、当時流行していたレゲエミュージックのファンだったため「レゲエパンチ」と命名された。その飲み口の良さや簡便な製法がうけ、国分町の飲食店の間に広まった。

あの飲みやすさと作りやすさから一気に全国に広がったんでしょうね。

 

横浜のご当地カクテルって?

横浜生まれで有名なカクテルは何種類かあります。一つづつ簡単にご紹介しましょう。

 

バンブー

バンブーは横浜のグランド・ホテルのバーテンダー、ルイス・エッピンガー氏が考案したものです。生まれたのは1890年!既に100年以上の歴史があるカクテルです。

シェリー酒とドライベルモットを使っていてキリッとした味わいです。

 

cocktailrecipe.suntory.co.jp

ミリオン・ダラー

ミリオン・ダラーもバンブーと同様、横浜グランド・ホテルのバーテンダー、ルイス・エッピンガー氏が考案したものです。生まれたのは1894年!こちらも非常に歴史がありますね。

 

パイナップルジュースや卵白を使っていて、あまくデザートのようなカクテルですね。

cocktailrecipe.suntory.co.jp

 

チェリーブロッサム

こちらは関内のBAR、パリのオーナー田尾多三郎氏が考案したカクテルです。生まれた年は不明ですが、このバー・パリは1924年創業で日本の最古のバーであり、現在も営業している伝説的なバーです。

 

オレンジキュラソーやチェリー・ブランデーを使っており、爽やかな甘味と酸味が楽しめるカクテルですね。

cocktailrecipe.suntory.co.jp

 

ちなみにお店はこちら。

tabelog.com

 

ジャック・ターってどんな味?

最後にご紹介したいのが、「ジャック・ター」です。これボクが大好きなカクテルなんですよ。

 

生まれたのは横浜中華街の片隅にある「ウィンドジャマー(Windjammer)」が発祥と言われています。ちなみにこちらのお店も現在営業していますので、本物のジャック・ターを楽しめますよ

 

ちなみにジャック・ターのレシピはこちら

  • ロンリコ151  30ml
  • サザンカンフォート 25ml
  • ライムジュース 25ml

材料をシェイクしてから、クラッシュアイスが詰まったグラスに注ぐ

このジャック・ター、、、実は、、、めっちゃ度数強いですww

使っているロンリコ151というお酒はラム酒なんですが、コイツがクセモノなんです。なんと75.5度ありますw

 

他にもサザンカンフォートは一般的なものは21度ですが、ジャック・ターに使うものは40度のものを使います。ライムジュースも入れるので、大体40度近くは度数がある危険なカクテルですね。

 

ジャック・ターはウイスキーと同じぐらいの度数がありますが、不思議な事に全く度数を感じないのですよ。サザンカンフォートとライムジュースで、柑橘系でさわやかな味わいに仕上がります。個人的なイメージとしてはちょうどこのGWぐらいの暑さで飲みたいカクテルです。ちょっとだけ夏を感じるさわやかさがあります。飲みやすいからって女の子を酔わせるのに使ったらダメ!ゼッタイ!

 

使っているお酒が特殊、というかロンリコなんて他に使い道があんまりないので、横浜以外に置いてある店がなかなかありません。そのため東京でジャック・ターを頼んでも「作れません」と言われることが多いです。

後はローカルなお酒なので、なかなかバーテンダーが知らないということもあります。逆に知っているバーテンダーだと「横浜からお越しですか?」と言われたりもします

 

 

まとめ

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いかがでしたか。旅した時にはバーにふらって入ってみて、その土地で生まれたカクテルを頼んでみてはどうでしょうか?バーだと地元の人も来てますし、その土地のおすすめな観光地や見どころなども教えてくれると思いますよ!

 

それではみなさん、楽しいお酒を!